動名詞とは何か? まずこのことから始めよう。動名詞とは『動詞と名詞の両方の性質をそなえる語をいい、V ing、つまり動詞のing 形で表わす。』ものである。ちょっと質問します。動詞と名詞の両方の性質をそなえる、と聞いて何か思い出すことはないかな? ここでピンときた君はスルドイ。そう、不定詞の名詞的用法を思い出すのである。動名詞もこの不定詞の名詞的用法と対比しながら考えると理解しやすい。それでは復習をしてみよう。
不定詞の名詞的用法
(1)動詞の目的語となる。 → I like to play the guitar.
(2)主語になる。 → To speak English is not easy.
(3)be 動詞をはさんで主語とイコールの内容を表わす。
→ My hobby is to collect stamps.
以上の3つであった。ちゃんと思い出せましたか? 不定詞に自信がなければ不定詞に戻って復習を! さて、冒頭に述べたように、君はこの「不定詞の名詞的用法」と「動名詞の用法」との共通点、相違点を明らかにすればよい。
まず上記の(2)と(3)。この2つに関しては双方同様の用法を持つ。よって、
To speak English is not easy. = Speaking English is not easy.
My hobby is to collect stamps. = My hobby is collecting stamps.
という同意文を作ることができる。さて、気をつけなければならないのは(1)の場合、すなわち「動詞の目的語となる」場合である。(1)の例文の場合、
I like to play the guitar. = I like playing the guitar.
として構わない。なぜなら動詞「 like 」は目的語に不定詞も動名詞もとり得るからである。(必ず辞書で確認しておくこと!) ここで注意すること。動詞の中には動名詞は目的語にとるが、不定詞を目的語にとらない「ヘソ曲がり」があるのだ。その代表が、enjoy、finish、stop で、これらを en - fi - s (エンフィス)と覚えてしまおう。
I stopped reading a book. 僕は本を読むのをやめた。
I stopped to read a book. 僕は本を読むために立ち止まった。
<注意(1)> 上に示した下の例文の to read は動詞 stopped の目的語ではない。不定詞の副詞的用法になっている。
<注意(2)> 上の用法とは逆に不定詞のみを目的語にとる動詞もある。各自調べてみよう。
あと覚えるべきことは2つある。
動名詞は前置詞の目的語になりえる。
He is good at swimming. 彼は水泳が得意だ。 .
How about playing baseball? 野球をするのはどうですか?
<注意> How about 〜 ing? は「〜するのはどうですか?」と相手を誘う言い方。
(11)go 〜 ing
go shopping 「買い物に行く。」 go fishing 「釣りに行く。」 go swimming 「泳ぎに行く。」
この3つは押さえておこう。