be + p.p. (過去分詞)
主語は『する』のか『される』のか
be 動詞で時制を操作
今まであつかってきた文章では、動詞が意味する『動作』の主体は主語にあった。つまり、『〜(主語(S)) が〜する(〜した)(動詞(V))』というごく普通の言い方を学んできたわけである。ところがこの単元では、主語が『〜する』という言い方ではなくて、主語がほかの人(あるいは物)によって『〜される』という言い方を学ぶのである。今までのように、主語が『〜する。』というつくりの文を能動態(のうどうたい)といい、逆に主語が『〜される。』というつくりの文を受動態(じゅどうたい)と呼ぶ。そしてこの受動態を表わす文は、『 be + p.p.(過去分詞)』という形式で示される。だから君は動詞の過去分詞形を知っておかなくてはならない。ちょっと横道にそれるけど、動詞の語形変化については大丈夫かい? 三人称単数の変化、過去形、過去分詞形など日頃から慣れておいてくださいね。ではここで能動態と受動態の比較をしてみよう。
A cat catches a mouse. (ネコはネズミをつかまえる。)
受動態 『主語が〜される。』という言い方。
A mouse is caught by a cat. (ネズミはネコにつかまえられる。)
上の2つの例文を見て分かるように、動詞(の変化)って大切でしょう。これを君がおこなう学習の一つのポイントに考えておいてください。(高校生になったら、動詞の働きを5つにわけて勉強するよ。)主語が『〜する』のか『〜される』のかが動詞の形を決定する識別点になるのです。受動態の文をもし過去形にしたければ、be 動詞で操作すればよろしい。am, is なら was で、are ばらば were。
次に上の受動態の文中に使われている『 by 』だけど、ちょっと注意が必要。これは受動態の文中で行為をするものの前につけられるのだけれど、受験生の中には、『 be + p.p. + by 〜. 』で一つの言い方と考えている人がいるけれどそれは間違い。時には、行為するものがわかりきっている際には by 以下を省略することもある。
上記の文を能動態に変えよ、という問題がでますねえ。
そして次のような言い方もある。
be interested in 〜 〜に興味がある。(重要!要暗記!)
このように必ずしも受動態の後ろに『 by 』がつくとは限らない。誤解のないように。では、実際の問題で知識を固めよう。
次のア〜エの中から正解を選べ。
English is taught ( ア with イ by ウ at エ in ) school in Japan.
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文の解釈はすでに学習したように『文の頭から』みていくことが大切。主語は『英語』で次に is ( be 動詞)と taught ( 過去分詞)が続いている。この部分まで解釈すると、『英語が教えられている』ということがわかる。そうなると『だれに? あるいはどこで?』と知りたくなるね。英語を教える行為者、たとえば先生という単語が後ろにあれば、イの『 by 』でしょうね。だからイを選んだ君、早とちりだよ。選択肢の後ろの単語は school だね。英語は学校が教えるのではない。英語は学校で教わるのである。おそらくこの文では taught の後ろに by teachers あたりが省略されているんだろうね。学校という『場所』で教えられる、ということを言いたいわけで、正解は場所(ポイント)を表わす at 。だからウを選択すればよい。ちょっとした引っかけ問題になっているわけだね。
注)過去分詞形は past participle と書くので、p.p. と略してある。