
" している " のか " されている " のか?
単独では直前から、他は直後から
復習してみよう。形容詞とはなにか? 君、キチンと説明できますか? もし説明できなければもう一度 COMPLEMENT 2 に戻ってください。言葉の意味を理解せずに先に進んだらどうなるかはもう君はわかっているよね。
形容詞とは「名詞を修飾してその性状、形状をあらわす」ものをいう。ここまではいいでしょうか。
次に「分詞」と聞いて君は何を思い出す? 何も思い出さない?(笑) 一般動詞の語形変化( COMPLEMENT 5 )で学習した「過去分詞」「現在分詞」が頭に浮かぶはずなんだけど。ここではこれらの分詞が形容詞的に使用される(つまり名詞を修飾する)用法について学んでいくことになる。
ポイントは、修飾される名詞が、何かを「する」場合には現在分詞が使用され、「される」場合には過去分詞が使用されるということである。いきなりだが、次の問題を見てほしい。
----[問題] 次のア〜エのうちから適するものを選べ。---------------------------
Look at that(ア. paint イ. paints ウ. painted エ. painting )wall.
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まず、" paint " とは「ペンキを塗る、(絵の具で)かく」という意味の動詞である。もし君がこの単語を知らなかったのなら、今すぐ辞書を引いて確認してください。さて、問題文を見ると選択肢の後ろに " wall " という名詞がある。一見して " wall " を修飾する適切な " paint " の形を選べ、ということがわかる。
ここで確認しよう。アは動詞の原形、イは動詞の三単現(三人称単数現在)形、ウは過去、過去分詞形、エは現在分詞形。君は僕の説明にちゃんとついてきているかい? あのね、この問題はここまで考えてから解き始めるんですよ。
名詞を修飾できるのは形容詞だったね。だから形容詞になり得る語形のものを選べばよいということになる。アとイはどうだろう。これは「動詞」だから名詞を修飾できないね。従って過去分詞の場合のウと現在分詞のエのどちらかが正解ということになる。ここからが大切。当てずっぽで答えちゃダメ。
大切なことはキーポイントで示したように、修飾される名詞が「する」のか「される」のか、つまりペンキを「塗る」のか「塗られる」のかを判別すればよいということだ。じゃあ君に質問。壁はペンキを塗るの? 塗られるの? 当然「塗られる」わけだねえ。まさか壁からヌッと手が出てきて何かを塗るんだったら、これは立派なオカルトでしょう。
「〜される」という意味では過去分詞、「〜している」という意味では現在分詞を選択するからこの問題の答えは? もうわかったね。過去分詞のウが正解です。この問題は古典的な部類のものだが、重要なので問題ごと覚えてしまえばいい。
そして次。分詞単独で名詞を修飾するならば、上の問題のように名詞の前にその分詞を置く。対して複数の語句が名詞を修飾する場合には、名詞の後ろにその語句を置く。問題形式で例を示すと、
----[問題] 次のア〜エのうちから適するものを選べ。-------------------------------------
This is the letter(ア. write イ. wrote ウ. written エ. writing )by Tom.
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最初にやった問題と同じような考え方で解いてください。詳しくは省略します。手紙は「書いている」のか「書かれる」のか? 当然「書かれる」わけだから選択するのは過去分詞。だから正解はウ。日本語訳は『これはトム君によって書かれた手紙です。』
以下に示す文はすべて暗記してしまおう。
Look at that painted wall. あのペンキを塗られた壁を見て。
Look at that running boy. あの走っている少年を見て。
Do you know that boy called Tom? 君はトムと呼ばれているあの少年を知ってる?
Do you know that boy running in the park? 君は公園を走っているあの少年を知ってる?