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 key point No.21 文中の区切り

意味のかたまりをさがせ

3つのポイントをチェック


 試験問題の中には「次の文を一ケ所で区切って読むとすればどこがよいか。ア〜エの記号で答えよ。」というものがある。確かに長い文章を一息に読むのはつらいこともある...........。というわけで、「読んでいる途中一ケ所で息つぎしてもいいよ、ではどこで息つぎしますか?」という設問が出来上がるのだ。逆に短い文『 I love you. 』では区切りようがない。いや、区切る必要がないのである。さて、それでは文中の区切りを問う問題の対処の仕方を学んでいこう。

 まず問題文中の「意味のかたまり」のひろいあげよう。このとき次の3つのポイント(コツ)がある。今から大変に重要な事項を学習するので、しっかりと読み進めて欲しい。

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 [意味のかたまり]をひろいあげるための3つのポイント  

・文頭や文尾に意味のかたまりが見つかりやすい。

・長い主語は注意!

・S+V を導く接続詞は注意!

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「意味のかたまり」を見つける時は、上記のポイントを指針にするとうまく行く。では一つ一つ見ていくことにしよう。

・文頭や文尾に意味のかたまりが見つかりやすい。

One early morning in summer he was driving along a country raod.
 

 さあ、今からこの文章を君に解釈してもらうよ。念を押すけれど「訳す」のではなく「解釈する」のですよ!よろしいか?

すでに教えたように文章の解釈は「最初から」行うこと、そして「主語と動詞をつかむ」ことが大切だったね。こんなところでもキーポイントを活かしてくださいねえ。では最初から一緒に読んでみましょう。

 One(一つの、ある〜)early(早い)morning(朝)in(〜の中の)summer(夏)he(彼は)was(だった)driving(運転している)along(〜に沿って)a(一つの)country(国、いなか)road(道)

このように書くとバカらしいねえ。もう君は頭の中に飛び込んできた単語の順に(反射的に)解釈をしていかなくてはいけません。どうやらこの文は過去進行形の文みたいです。では主語と動詞を指摘してください。もういいですネ。主語は「he」、動詞は「was driving」でしょう。あれ?じゃあ主語の前の単語の集まりは何?(「夏のある早朝」というところだね。)実はこれが意味のかたまりなんです。だから、summerとheの間で区切ればいいということになる。じゃあちょっとこの文章に手を加えよう。

He was driving along a country raod one early morning in summer.
 

意味は全く一緒だけど、今度は意味のかたまりが文尾に移ったね。このようにまとまった意味のかたまりは文頭、文尾に置かれることが多いんだ。今まで見てきた長い文をよく見直してごらん。だいたいこのような意味のかたまりが文頭か文尾に置かれているよ。研究してみること。

・長い主語は注意!

(1)The boy standing under the tree is my friend.

(2)A famous American called Mr. Smith visited Japan last year.

(3)Tarou and his brother Jirou have the same kind of books.

さて、いきなり3つの例文を示したけれど、さっきと同じように解釈してごらん。そして主語と動詞を抜き出してみよう。

では解答を示す。君はできたかな?

S( 主 語 )V( 動 詞 )
(1)boyis
(2)Americanvisited
(3)Tarou and his brother Jirouhave

上の表のようになる。(キチンとできたかな?)このように主語にまとわりつく語句が多くなったり、あるいは主語そのものが長い場合、それ自体を意味のかたまりとしてとらえることができる。だからもし(1)〜(3)の文章を一ケ所で区切って読むとするとすべて「動詞の直前で」ということになる。このことは理解できますな.....。

・S+V を導く接続詞は注意!

 S+V を導く接続詞、関係代名詞(これも広い意味で接続詞的な用法を行なうとも考えられる。)などの前で区切って読むパターンの出題も多い。いくつか例を示してみよう。

Do you have a good friend who lives in this town?

I think that this book is difficult.

Be kind to your friends and you'll be liked by eneryone.

これらの文では接続詞、関係代名詞の前で区切ることになる。すなわち、

Do you have a good friend / who lives in this town?

I think / that this book is difficult.

Be kind to your friends / and you'll be loved by eneryone.

学習の参考のために一応和訳しておきますね。

この町に君の素敵な友達はいるかい?  (関係代名詞)

この本の内容は難しいと思うねえ。 (接続詞)

友達にはやさしくしなよ、そうしたら君は人気者さ。 (接続詞)

 以上、文の区切りの問題について一緒に学習してきたわけだが、やはりポイントは『意味のかたまりに着目』することと言えるだろう。もう君は気付いたと思うが、文の区切りの問題で試されるのは文章に対する君の解釈力である。


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