key point No.6 冠詞

名詞の前につく原則

a(n)---どれでもよい  the---それ以外にない

慣用用法に注意


 おなじみの a (母音で始まる単語の前では an ) や the を冠詞(かんし)というが、ここでは日頃あまり意識されない冠詞について、その用法を学習しておきたい。

 まずは大原則から。冠詞は名詞の前につく。このことはしっかり覚えておこう。そして困ったことがある。日本語には冠詞に相当する適当な訳語がないので、後ろに続く名詞の用法や文の意味を考えながら理解を深めなくてはいけないのだ。それでは、具体的に用法について説明しよう。

< a(n) >

 今、君の学習机の中に10本の鉛筆が入っているとしよう。もし君が、これは鉛筆ですよ、と言いたい場合には机の中の10本の鉛筆の中からどれでもいいから1本を取り出して次のように言うことができる。

This is a pencil.

つまり、a を使った上のような文では、10本のうちのどの鉛筆を手にとっても使える表現なわけですね。

 では次のような状況を考えよう。机の中にある10本のうち、1本は大好きな恋人からもらったものだとしよう。きみはそれを家に遊びにきた友達に説明する。その時には、10本のうちの1本を適当にどれでもいいから、というわけにはいかないね。がさごそと机の中をさがしてようやく見つけた大切な大切な1本の鉛筆を手にとって君はこう言うんだ。

This is the pencil.

簡単に言えば、a と the の違いは上の通りだ。つまり、a はどれでもよい、そして the はそれ以外にない、ということ。日本語の訳だけで区別している君、要注意!

 また、the にはさまざまな用法があるが、ここでは特に大切なものを(君が知っておくべきものを)まとめておくね。

< the の用法 > 

1)前に一度話題になった名詞の前には the をつける。

I have a dog. The dog is under the table.

2)日常の会話で自分と相手にすぐそれとわかる名詞の前には the をつける。

Open the window.

I went to the station yesterday.

3)楽器を演奏する、といった意味では楽器を表す名詞の前に the をつける。

Can you play the guitar?

He plays the drums very well.

4)1日の中の時を表す。

He gets up early in the morning.

It's two o'clock in the afternoon.

5)場所を表す。

A plane is flying in the sky.

She is cooking in the kitchen.

6)序数( first, second ..... )の前につける。(特定の人や物の順番を表す場合につける。その意味では、比較の最上級の the の用法もここに含まれると考えてよい。)

I'm going to take the first train.

Tom is the tallest in the class.


 なんか、いかにも暗記!って感じになって悪かったね。でもね、理屈も大切だけど、まずは読んで読んで読みまくって慣れることだね。今後は、教科書に出てくる the を意識してごらん。


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