僕は小さい頃から左利きでした。でも僕らの小学校時代は左利きを無理矢理右利きに直すのが当たり前だったらしく(今は違うそうですよ。)学校ではかなり右手を使うことを強制されていた記憶があります。ところが、中途半端に直されてしまったせいでしょうか、はたまた反抗期で先生の指導に反発していたせいでしょうか、今の僕はハシは左利き、書字は右利き、スプーンは左利き、ギターは右利き、注射は両利き(これは便利!)となってしまいました。
さて、これをお読みのあなた、もしあなたが左利きならばちょっとショッキングな話をしましょう。かれこれ7、8年前の話になりますけど、ある病院の休憩室で昼飯を食べていた時のことです。小児科の医者が僕が左でハシを持っているのを見て『おっ、君にいいものを見せてあげよう。』と一言残して部屋を出ていったのです。はて、なんなんだろうと思いつつ食事をしていると、その医者が戻って来て僕にある論文のコピーを手渡しました。それは英語で書かれた論文でしたが、ハシを口にくわえたままそれを読んでいきますと、とんでもないことばかり書かれていて、目が点になってしまったのであります。左利きについての論文でしたがその内容を要約すると、
1) 左利きは右利きにくらべ短命である。
2) 左利きは右利きにくらべ性格に歪みのある者が多い。
3) 左利きは右利きにくらべ免疫力が弱い。
おいおいっ、何なんだよこれっ! ひどいじゃないかっ! あまりの唐突な論理に怒り心頭に達したのであります。1番目の理由としては、左利きは事故に逢いやすいんですって! 何で? 2番目の理由には、左利きは右利きの集団の中にいることによって、周りの多数が自分と違う(利き手の)ためイジケルそうだ。そおかあ? 3番目の理由についてはハッキリと理由は書かれていなかった。あまりに左利きを馬鹿にしているッ!
僕はその論文の編者とその小児科医が大ッ嫌いになりました。左利きの皆さん、いかがお考えでしょうか? まさか思い当たるフシがあるなんて言わんでしょうね?